【厳選】深緑野分のおすすめ小説5選-本格歴史ミステリからファンタジーまで緻密な背景設定・情景描写が魅力の作品を紹介

こんにちは、原ちゃん(@harachan)です。

今回は深緑野分さんのおすすめ作品を紹介したいと思います。

2010年第7回ミステリーズ!新人賞佳作に入選した「オーブランの少女」でデビューした深緑野分さんの作品は、青春ミステリー、歴史小説を基盤とした本格ミステリ、ファンタジーなどバラエティ豊かな世界観と、緻密な背景設定・情景描写が魅力です。

おすすめの作品を5冊紹介しますので、まだ手に取っていない作品があればぜひ読んでみて下さい。

月額980円で200万冊以上の書籍、漫画、雑誌が読み放題!好きな時に好きな端末で読める。

詳しくはこちら 🔜 Kindle Unlimited

目次

深緑野分さんまず読むならコレ!

おすすめの小説5選

深緑野分さんのおすすめはこちらの5冊です!

オーブランの少女
分かれ道ノストラダムス
戦場のコックたち
ベルリンは晴れているか
この本を盗む者は

著者について

深緑野分(ふかみどり・のわき)
1983年神奈川県生まれ。2010年「オーブランの少女」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作に入選。13年、入選作を表題作とした短編集でデビュー。15年に刊行した長編小説『戦場のコックたち』で第154回直木賞候補、16年本屋大賞7位、第18回大藪春彦賞候補。18年刊行の『ベルリンは晴れているか』では第9回Twitter文学賞国内編第1位、19年本屋大賞第3位、第160回直木賞候補、第21回大藪春彦賞候補となった。

オーブランの少女

オーブランの少女/深緑野分/創元推理文庫
本の書き出しをチェック

オーブランほど美しい庭は見たことがない。 湿り気を含んだ薫りの良い黒土に、青々繁々と奔放に育つ植物たちを目の前にすると、大地は生命の母などという陳腐な文句でさえ心からまことだと感じられる。命尽きた花は大地に落ち、分解され、新たな息吹の素になる。そんなサイクルを数十年、ひょっとしたら数百年も繰り返したこの場所はただひたすら、土と花と草だった。

あらすじ

比類なく美しい庭園オーブランの女管理人が殺害された。犯人は狂気に冒された謎の老婆で、犯行動機もわからぬうちに、今度は管理人の妹が命を絶った。彼女の日記を手にした作家の「私」は、オーブランに秘められたおそろしい過去を知る……楽園崩壊に隠された驚愕の真相とは。第7回ミステリーズ!新人賞の佳作となった表題作の他、異なる場所、異なる時代を舞台に“少女”という謎を描き上げた瞠目のデビュー短編集。

おすすめのポイント! 

『少女』をテーマに「オーブランの少女」「仮面」「大雨とトマト」「片思い」「氷の皇国」の5編が収録されています。

美しい庭園で起こる少女たちの残酷な物語やロンドンを舞台にしたサスペンス、架空の氷の国を舞台にしたファンタジーなど、5編で異なる世界観で描かれ、どれをとっても魅力的な作品が詰まった短編集です。

分かれ道ノストラダムス

分かれ道ノストラダムス/深緑野分/双葉文庫
本の書き出しをチェック

一九九九年六月六日。
裏に竹林が茂るその家は、線香と樟脳のにおいがした。開け放った玄関の引き違い戸の外では、めいめいの高校の制服を着た元同級生たちがたむろしている。銀蠅が、ぶうん、と羽を震わせ、下駄箱の上に飾ってある写真立てに留まった。写真には、白い歯を見せて笑う少年が写っている。そのえくぼや黒々とした瞳から、私は目を逸らしつつ、写真立てを揺さぶってやった。銀蠅はどこかへ飛んでいった。

あらすじ

中学時代に好きだった少年の三回忌で彼の日記を譲り受けたあさぎ。それを機に、少年が死なずに済んだ可能性を探り始めるが、協力者の級友とともに宗教団体を巡る陰謀に巻きこまれてゆく。度重なる窮地に立たされた二人が下す決断と、その先に待つ未来。十代のまっすぐな想いをのせて描く、鮮やかなノンストップミステリー!

おすすめのポイント! 

1999年ノストラダムスの予言「人類滅亡」に沸く日本を舞台に、主人公の女子高校生が同級生の死の分岐点に迫る青春ミステリーです。

一見すると無関係に見えていたものが、次々と繋がっていくストーリーにハラハラドキドキとしながら一気読みしました。どんでん返しの連続で楽しかったです。

戦場のコックたち

戦場のコックたち/深緑野分/創元推理文庫
本の書き出しをチェック

人生の楽しみは何かと問われたら、僕は迷わず「食べることだ」と答えるだろう。 子供の頃からレシピ帖を眺めるのが好きだった。風邪をひいて寝込んだ日や、とりわけ空腹がつらい日、友達にからかわれて泣かされた日には、よく開いた。

あらすじ

1944年6月、ノルマンディー降下作戦が僕らの初陣だった。特技兵でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエドら同年代の兵士たちとともに過酷なヨーロッパ戦線を戦い抜く中、たびたび戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。忽然と消え失せた600箱の粉末卵の謎、オランダの民家で起きた夫婦怪死事件、塹壕戦の最中に聞こえる謎の怪音――常に死と隣あわせの状況で、若き兵士たちは気晴らしのため謎解きに興じるが。戦場の「日常の謎」を連作形式で描き、読書人の絶賛を浴びた著者初の長編ミステリ。

おすすめのポイント! 

第二次世界大戦中のヨーロッパを舞台にコック兵たちの日常を描いた作品です。直木賞・本屋大賞候補作としても話題となりましたね。その他複数の文学賞でも高く評価されていました。

*第2位『このミステリーがすごい!2016年版』国内編ベスト10
*第2位「ミステリが読みたい!2016年版」国内篇
*第3位〈週刊文春〉2015年ミステリーベスト10/国内部門
*第154回直木賞候補

著者の深緑さんが過去のインタビューで語っている通り、基本的には反戦小説です。それを「日常の謎」というミステリーのフィルターを通して、重くなりすぎないように書かれているなと感じました。

主人公たち心情や戦争の風景はまるで実体験かのようにリアルで心震えました

ベルリンは晴れているか

ベルリンは晴れているか/深緑野分/筑摩書房
本の書き出しをチェック

呼び鈴がけたたましく鳴らされ、私はコカ・コーラの瓶とコンビーフ・ハッシュの大皿を右A卓に、潰したじゃがいもの大皿を左D卓に置いて、音のした方へ向かった。つま先でターンすると、U.S.ARMYのロゴ入りエプロンの裾がひるがえる。

あらすじ

1945年7月、4カ国統治下のベルリン。恩人の不審死を知ったアウグステは彼の甥に訃報を届けるため陽気な泥棒と旅立つ。期待の新鋭、待望の書き下ろし長篇。

おすすめのポイント! 

前作の「戦場のコックたち」に続き、こちらの作品も直木賞・本屋大賞候補作として話題となりました。さらに第9回Twitter文学賞では国内編第1位を獲得しています。

「戦場のコックたち」が連合国側のアメリカ兵たちを描いたのに対して、「ベルリンは晴れているか」ではヒトラーの自死によってナチスが事実上解体し、連合国四か国の占領統治下にある1945年7月のベルリンを舞台に描かれています。

この本を盗む者は

この本を盗む者は/深緑野分/KADOKAWA
本の書き出しをチェック

読長町の御倉嘉市といえば、全国に名の知れた書物の蒐集家で評論家であり、おぎゃあとこの世に産まれ落ちてから縁側で読書中にぽっくり逝くまで、読長に暮らし続けた街の名士であった。

あらすじ

「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。

おすすめのポイント! 

作家 森見登美彦さんも推薦する2021年本屋大賞ノミネート作品です。「キノベス!2021」第3位にも選出されました。

物語に飲み込まれていく街を救うため 少女たちが緒に本の世界を冒険するというファンタジー作品です。本好きならきっと一度は思ったことのある「本の世界に入ってみたい」という夢、この本はまさにその夢を叶えてくれます

PR動画

まとめ

深緑野分さんのおすすめ作品のあらすじ、本のポイントを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

オーブランの少女
分かれ道ノストラダムス
戦場のコックたち
ベルリンは晴れているか
この本を盗む者は

この記事を通して、読書や本選びのきっかけになれば嬉しいです。

Amazonでお得に買うには

Amazonでちょっとでもお得に購入するなら、の購入がおすすめです。現金でチャージすると、チャージ額の最大2.5%分のポイントが貰えます。

紙の書籍も電子書籍も買えるhontoがおすすめ

紙の書籍を買うときはを使ってます。

小説はもちろん、実用書やコミック、雑誌なども幅広く取り扱っていて商品が豊富な点と、サイトの使いやすさが気に入っています。電子書籍も買えるので、紙の書籍も電子書籍も使い分け本を読んでるよ!という人には特におすすめです。

全国の丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店で使えるポイントも貯まるので、ぜひ登録してみて下さい

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる