春に読みたいタイトルに『桜』が入るおすすめ小説10選、本のあらすじ・感想を紹介〜なりたい気分で選ぶ読書〜

こんにちは、原ちゃん(@harachan)です。

気温も暖かくなり、桜も段々と満開に近いてきました。今回はそんな今の時期にぴったりの「さくら」が本の題名に入った小説を10冊紹介します。

本格ミステリー作品からほんわか心の温まる作品まであるので、ぜひ読みたくなるものを見つけて頂けたら嬉しいです。

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目次

桜宵

桜宵/北森鴻/講談社文庫
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周囲の景色も人も、突然に色褪せ、質感を失い、輪郭さえも空間に溶けて消えてしまった気がして、慌ててあたりを見回した。

あらすじ

妻の死から一年。警察官の神崎守衛は、遺品の中から手紙を見つける。三軒茶屋のビアバー《香菜里屋》に、妻は「最後のプレゼント」を用意したという。マスター工藤が振る舞う炊き込みご飯は、妻のそれと同じ味。感傷に浸るも、料理の名を聞き愕然とする――(表題作)。
連作短編の名手が紡ぐ、大人のミステリー!

感想 おすすめ度 

香菜里屋シリーズの第2作目。色々な経験を経た大人たちが集う空間で、美味しそうな料理と穏やかな雰囲気の中に人のドロドロとした嫉妬や愛憎というものが描かれていました。

「謎」も十分読み応えがありミステリーとして楽しむのはもちろん、とにかくビア・バーに登場する料理の描写も素敵で面白いです。

サクラ咲く

サクラ咲く/辻村深月/光文社文庫
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「今日は、転校生を紹介します」

あらすじ 

塚原マチは本好きで気弱な中学一年生。ある日、図書館で本をめくっていると一枚の便せんが落ちた。そこには『サクラチル』という文字が。一体誰がこれを?やがて始まった顔の見えない相手との便せん越しの交流は、二人の距離を近付けていく。(「サクラ咲く」)輝きに満ちた喜びや、声にならない叫びが織りなす青春のシーンをみずみずしく描き出す。表題作含む三編の傑作集。

感想 おすすめ度 

1作品目の「約束の場所、約束の時間」は児童文学のような印象もありますが、2、3作品目の「サクラ咲く」「世界で一番美しい宝石」はいつも通り甘酸っぱくどこか苦々しいそんな雰囲気の作品でした。

辻村さんの作品は、学生時代をすごく大切で尊いものに感じさせてくれるなと思います。短編集なのでとても読みやすく、中高生にはぜひおすすめしたい1冊です。

桜風堂ものがたり

桜風堂ものがたり 上/村山早紀/PHP文芸文庫
桜風堂ものがたり 下/村山早紀/PHP文芸文庫
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とある県の山間に、時の流れから取り残されたような、美しく小さな町がある。

あらすじ

書店に勤める青年、月原一整は、人づきあいは苦手だが、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てることが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で万引きをした少年を一整が追いかけたことが、思わぬ不幸な事態を招いてしまう。そのことで傷心を抱えて旅に出た一整は、ネットで親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるため、桜野町を訪ねるのだが……。

感想 おすすめ度 

1冊の本がきっかけとなり、主人公「一整」や周りの人々の心を動かしていく、とてもやさしく心が温まる物語でした。猫目線の描写というのも面白かったです。

「本屋さん」がもっと好きになれる、本好きにはぜひおすすめしたい作品です。

桜の下で待っている

桜の下で待っている/彩瀬まる/実業之日本社文庫
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ホームにすべり込んできた新幹線は洗ったばかりのように輝いていた。

あらすじ

面倒だけれど愛おしい「ふるさと」をめぐる感動作―郡山、仙台、花巻…桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行く先で待つものは―。実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと…複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く。注目の気鋭作家が丁寧に紡いだ、心のひだの奥底まで沁みこんでくる「はじまり」の物語。

感想 おすすめ度 

東北に向かう新幹線がつなぐ「家族」「故郷」をテーマとした5つの短編集です。

就職や結婚を気に故郷を離れても、ふとした時に思い出したり繋がったりして「故郷」というのは、人々にとって帰る場所だったり、原点と思える場所なのかなと感じました。

葉桜の季節に君を想うということ

葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午/文春文庫
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射精したあとは動きたくない。相手の体に覆いかぶさったまま、押し寄せてくる眠気を素直に受け入れたい。

あらすじ

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

感想 おすすめ度 

第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞受賞で、元SMAPの中居さんがオススメした事でも話題になった作品です。題名や書き出しからは恋愛小説のような印象もありますが、しっかりとしたどんでん返しのミステリーでした。

タイトルの「葉桜」に込められた意味に気付いて面白いなと感じました。有名な作品ですが、あまりネタバレ的なものは見ずに読んでほしいなと思います

最後の医者は桜を見上げて君を想う

最後の医者は桜を見上げて君を想う/二宮敦人/TO文庫
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地域基幹病院、武蔵野七十字病院。三棟九階の白亜の城、その二階の外れで面談室の扉が半分ほど開いていた。

あらすじ

あなたの余命は半年です――ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは? 究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか? それぞれの生き様を通して描かれる、眩いほどの人生の光。息を呑む衝撃と感動の医療ドラマ誕生! <文庫書き下ろし>

感想 おすすめ度 

生きるということ、死の恐怖、命の重さ、などが描かれ「死生観」について考えるきっかけとなる物語です。

不治の病に立ち向かう患者と医師達のリアルな姿に、感動し自然と涙が溢れてきました

桜の首飾り

桜の首飾り/千早茜/実業之日本社文庫
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「この管にはね、狐が入っているのですよ」 朗々とした声が降ってきた。

あらすじ

あの人と一緒に桜を見たい―桜と人生をめぐる7つの物語。あたたかい桜、冷たく微笑む桜、烈しく乱れ散る桜…桜の季節に、人と人の心が繋がる一瞬を鮮やかに切り取った、感動の短編集。現代に生きる男女の姿を、気鋭の作家が描き出す。

感想 おすすめ度 

「桜」というとお花見や入学式など賑やかで綺麗なイメージを持っていましたが、この本では「桜」の様々な表情が描かれていました。

どの物語も最後にはどこか温かく包み込んでくれるような印象を受けました。

桜のような僕の恋人

桜のような僕の恋人/宇山佳佑/集英社文庫
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桜を見ると思い出す。 どれだけ時間が流れても、やっぱりどうしようもなく君を想ってしまうんだ。

あらすじ

美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。
きっと、涙が止まらない。桜のように儚く美しい恋の物語。

感想 おすすめ度 

ラストにすべて持っていかれました。

登場人物が皆さん心優しく、泣きながらも読了後は穏やかな気持ちになれる作品です。読み終わると自然と人に優しくしたくなりました。

樹木医補の診療録 桜の下にきみを送る

樹木医補の診療録 桜の下にきみを送る/夕映月子/集英社オレンジ文庫
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目指す町に入ったらしい。そう気付いたのは、タクシーの窓を流れる風景ががらりと変わったからだった。

あらすじ

花守として有名な祖父を持つ咲。樹木医を志し、造園会社『陽光園』に就職した。けれど祖父は咲が樹木医になるのを反対し、和解できないまま亡くなっている。複雑な想いで新天地へ来た咲は、祖父が守ってきた大糸桜を見にいく。しかし開花しておらず、謎めいた青年から「花守の死を悼んでいるようだ」と言われる。そんな大糸桜の様子に違和感を覚える咲だが…?

感想 おすすめ度 

作者の夕映月子さんは普段はBL作家さんのようですが、この本ではそういった雰囲気はなかったので、BL作品が苦手な人も安心して読んで下さい。

樹木医というのは名前の通り、病気になった木を治療する樹木のお医者さんです。植物を絡めながら描かれるほんわか系のミステリーです。

あやかし兄弟と桜の事件簿

あやかし兄弟と桜の事件簿/妃川螢/富士見L文庫
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花散らしの雨が降りつづく、寒い春の宵だった。

あらすじ

3年前の春の宵、刑事の桜川が出会った仔狐と仔猫は、何の因果か人間の兄弟として生まれ変わりを果たした妖狐と猫又だった。動物姿は愛らしく、人型ではアイドル顔負けの容姿を持つあやかし兄弟。男性ながら世話焼きで女子力が高い桜川は、多忙な捜査の合間を縫って、せっせと彼らに得意の料理を振る舞うように。そんなある日、動物病院で殺人事件が発生した。目撃証言もなく、有力な容疑者も浮かばない。捜査に当たる桜川は、入院中の動物から話を聞くことができないかあやかし兄弟に頼み込む。すると―。

感想 おすすめ度 

あやかし兄弟と桜川刑事のやりとりが微笑ましくほのぼのとした雰囲気ですが、刑事物としても面白い作品です。

キャラクターも魅力的で、早く続編も出てほしいなと思います。

まとめ

今回は「桜」をテーマに春にぴったりのおすすめの小説を10作品を紹介しました。ぜひお気に入りのものを見つけて読書時間を楽しんで頂けると嬉しいです。

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