こんにちは、原ちゃん(@harachan)です。
『ナツイチ』は集英社がおすすめの夏の一冊を紹介する読書イベントです。
魅力的な小説が紹介されていて全部読んで欲しいのですが、沢山あって迷ってしまう方も少なくないと思います。
そこで今回はナツイチの中からさらに厳選したおすすめ小説を5作品紹介します。まだ手に取ってない作品があったら、この機会にぜひ読んでみて下さい。
映像化する本よまにゃ『旅屋おかえり』
気がつくと、今日もまた旅をしている。
旅が好きだ。「移動」が好きなのだ。移動している私は、なんだかとてもなごんでいる。頭も心もからっぽで、心地よい風が吹き抜けていく。 十代の頃から「移動が好きだ」と公言してやまなかったら、いつのまにか旅することが仕事になっていた。
あらすじ
おすすめのポイント!
2022年にNHKでドラマ化されるということで読んでみました。笑あり、涙ありの感動して心が温かくなれる作品です。
感動する本よまにゃ『おしまいのデート』
今日でこんなふうに会うのは最後だ。そうしようって約束をしたわけじゃないけど、そうなのだ。晴れ晴れした心地もするけど、やっぱり寂しい。 頭の上には、きっぱりと夏を待つ決意をした空が見える。
あらすじ
おすすめのポイント!
瀬尾さんの作品は親しみやすい登場人物と読みやすい文体で好きな作家さんの一人です。
短編集なので気軽に手に取りやすく、学生さんの読書感想文用としてもオススメです。
感動する本よまにゃ『雨の降る日は学校に行かない』
「ねぇ、卵の殻が付いているよ」
あらすじ
おすすめのポイント!
中学生のリアルな心理描写が印象的でした。悩んでいるのは自分だけではないと感じれる作品です。
ドキドキする本よまにゃ『捜し物屋まやま』
三井走は広いホールの壁際に立っていた。自分はスーツ姿だ。ここは何処だろう? 何をしているんだっけ? 周囲より三十センチほど高くなった壇上に向かって、横長のテーブルが何列も配置されている。全ての席が隙間なく埋まり、人がひしめき合っているのが見える。
あらすじ
おすすめのポイント!
探し物屋を営む冷血イケメンな能力者の弟と陽気な自称小説家の兄の2人が、奇妙な方法で事件を解決していきます。
人気BL作家さんの非BL作品。主人公達4人のキャラクターもよく、読みやすくて面白かったです。
ドキドキする本よまにゃ『終末のフール』
そろそろ行くぞ、とベンチから立った。ビニール袋を持ち上げる。中に入った五キロの米が、私の肩と腰を苛めるように、重い。
あらすじ
おすすめのポイント!
世界の終わりが発表され大混乱に陥る中、限りある生を人はどう生きるのか。
自分が原因で息子が自殺したと思い込む父親や、ようやく出来た子供を3年の命と知りながら産むべきか悩む夫など、家族や愛、人間の本質を描いた連作短編集です。
まとめ
今回はナツイチの中からさらに厳選したおすすめ小説を5作品紹介しました。ぜひお気に入りのものを見つけて読書時間を楽しんで頂けると嬉しいです。

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